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転職という選択肢
去年発売されてから,すべてのビジネスマンの必読本と言っていいほどの本になった,
転職の思考法
という本.
まだ,読んでいないという人はとりあえず,このブロクから出ていって,読んでほしいと思います.
内容は,転職を考える主人公があるコンサルタントに転職についてコンサルされるというストーリーで記述されており,本が苦手という人でも読みやすい本だと思います.
大切なので,2回言います
まだ,読んでいないという人はとりあえず,このブロクから出ていって,読んでほしいと思います.
21卒の就活がそろそろ本格的に始まっている業界があると思います.その就活生にもぜひ読んでほしいと思います.新卒だと,ちょっと思考法が違ってくるんですが,とても参考になる部分が多いので,ぜひ読んでほしいです.
人生において,仕事に費やす時間は睡眠や食事といった人類3大欲求に費やす時間の次に多い気がします. 自己実現の手段としての「仕事」としている人は,場合によってはそれらよりも多いかもしれません.
大切な大切な人生の時間を費やしているというのに仕事をして消耗している人が多いのが,日本の現状だと思います. この本では,そんなビジネスマンに人生を豊かにするための手段の1つとして,常に転職が可能である状態を保つことが重要であると述べています.
自分の市場価値,マーケットバリューを知るところからストーリーが始まります.
マーケットバリューをこの本では以下の3点の軸によって構成される3次元空間だと述べています.
- 技術資産
- 人的資産
- 業界の生産性
1はその人の「専門性」とこれまでの「経験」
2は社内外の人脈
3は業界の1人当たりの生産性 です.
それぞれには伸ばす時期があり,それは年齢を重ねるごとに変わってきます.つまり,より重要にすべき大切にするべきものは20代,30代,40代以降と変わっていくのです.
ですが,思考法なので,あくまでもこれは全体を俯瞰することができる方法論であることを忘れてはいけません.つまり,ゴールの設定がこれによってできるというんです.
この本の中では,主人公が自分の置かれた環境と自分の思いをクロスさせて,その方法論をコンサルタントと共に実践していきます.
大切なのは,マーケットバリューを常に意識すること.そして,自分がどんな人間であるかを認識することだと書かれています.
ぜひ,今後のキャリアを考えるきっかけに読んでみてはいかがでしょうか??